緊急告知!岩手県で【義援金エンデューロレース】 4月29日開催!!

「36style」佐々木さんとの出会い、そしてレース開催までの歩み

僕が東北で支援活動を始めて1年以上が経ちます。その間、様々な支援プロジェクトを行いながらバイク関連で被災した方々に何かできないかと、アンテナを張りながら活動を続けてきましたが、バイクに関わる被災者の方とはなかなかお会いできずにいました。

そんな中、最近ご縁が繋がり出会うことができたのが「36style」の佐々木さんです。佐々木さんは岩手県山田町の山にモトクロスコースをご自身で作ったほどの大のバイク好き。2008年に山と重機を購入して個人によるコース作りからスタートし、震災前まで仲間を呼びながらコース運営をされていました。

昨年3.11に勃発した東日本大震災では、ご自身も被災されたのです。地元人々は家族や友人を亡くし、家も町も失われ大きな被害を受けました。そんな状態の中で、何とか自分にできることがしたい、との思いで、このエンデューロレースを企画されました。エントリーフィーは保険代をのぞく全額が、開催地である山田町の義援金になります。ライダーの皆さんが参加することが、直接支援に繋がります。

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山田町で「義援金エンデューロレース」開催!

参加することが支援になります!!! エントリー者、大大大募集中です!

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◆月日: 4月29日(日)
◆場所: 「36style」特設コース(岩手県山田町の沿岸部、山田町役場周辺の裏山)
◆当日: 9:00〜11:00、13:00〜15:00の2ヒート
◆水場: トイレ下の小屋の横一カ所に洗車場あり(水は沢水です)

◆エントリー費:6000円(保険代込み、1台2名参加の場合は+1000円)
          ※保険代500円を除いた5500円が、被災した山田町へ寄付されます
◆主催: 「36style」
◆申込み〆切:4月18日(最終〆切迫る!!)

◆申し込み方法:最下部に記述しています ↓

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◆よくある質問:Q「どのようなコースですか?初心者だけど大丈夫ですか?」
A「ビギナー初心者でも大丈夫です! 元々モトクロスコースですが手を入れてエンデューロコースに仕上げる予定。しかしビギナーでも楽しめるようにジャンプを逃がす形で迂回路がありますから、初心者でも安心して走ることができます。どなたでも参加できます!どうか皆さんふるってエントリーください!」
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モータースポーツはエンジン音が懸念されることもありますが、佐々木さんは自ら山田町役場に出向き、このレースの企画を伝えると、町の皆さんはぜひ手伝わせてほしいと快く承諾してくださり、二人三脚の体制が整いました。佐々木さんの地元の仲間や内陸の友人、モータースポーツ等の関係者がボランティアや協賛もかってでてくれました。

「コースの裏には仮設住宅もあります。エントリーして頂く方々に、今の(沿岸部の)状況を感じて頂けたらと思っています。懸念されがちなバイクの音も、地元の方に実際に見てもらって納得して頂けたらいいなと思います。……最近ではモータースポーツに触れる子供も少ないのが現状ですが、この機会に東北の子供たちにもモータースポーツに興味をもってほしい」と語る佐々木さん。

バイクを通じて辛い被害を受けた町のためにご自身ができることを行い、被害のあった町と地方の人々を結び、東北の子供たちに未来を繋げたい。
このエンデューロレースには、佐々木さんと仲間たちの熱い想いが込められています。

じつはエントリー申し込みは3月25日まででしたが、参加人数は現在約20名で、さらに20名ほど参加が可能だそうです。4月18日まで延長して募集していますので、ぜひ支援としても東北のエンデューロレースにふるってご参加ください。皆で36styleのコースを楽しみましょう!

僕らバイオディーゼルアドベンチャー(グリーンアースキャラバン)もこの活動を応援します。当日は現地にうかがいサポートおよび撮影も行う予定です。

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◆お申し込み方法:

主催者側でも申し込み受付をしていますが、このブログを見て頂いている方は、僕の知人友人の皆様だと思いますので、まずは山田周生まで直接ご連絡ください! 人数の残数などありますので、こちらでとりまとめて、本部のほうへ調整申し込み致します。
始めて山田町を訪れる方もいらっしゃると思います。疑問質問ご相談などもどうぞお気軽に。

e-mail : contact@biodieseladventure.com

◆「36style」佐々木さんの公式ブログはコチラです 。
“いつでも全開!”で運営中!→ http://blog.livedoor.jp/yamada_36style/

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全国から集まった廃食油

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被災地支援で走るバイオディーゼルカーの燃料となる廃食油が全国各地から届いています。おかげさまでこの廃油を精製して走り続けることができます。みなさん、ありがとうございます。

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3.11から一年、ありがとう自然農園ウレシパモシリ

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一年前の、2011年3月11日。
僕は日本一周中に岩手に入り、この【自然農園ウレシパモシリ】に到着して間もなく、味噌作りをしている際に震災に遭遇しました。

あれから一年。ウレシパモシリの仲間たちや動物たちの顔ぶれも少しづつ変化し、子供たちの背もずいぶん大きくなりました。

震災が起きてからは皆も町も落ち着かない日々の中ではありましたが、自給生活と自然農を土台に、さらに「いつかやろうと思っていたこと」に対してひとつづつ実践を始め、燃料などのエネルギー自給にも取り組み始めています。4月からの次年度は馬を飼うことも視野に入れているのだそうです。

3.11のあの日。
自然そのものの生命を活かし、自給自足生活を実践しているウレシパモシリでは、ライフラインが途絶えても、電気がなく真っ暗になる夜にロウソクを使う以外はいつも通り。ほとんど普段とかわりない生活を送ることができました。暖房とお風呂は薪で、食も困ることはなく、むしろ海岸部へ支援へ行く僕らに、緊急物資として味噌樽や米をたくさん託し、さらに支援の拠点としてボランティアの寝泊まりや物資の受け入れなど後方支援も行ってくれたのです。彼らのたくましい生活力は並大抵のものではありません。自然と共に生活すること、その知恵と生きた実践力に、僕らを始め多くのボランティアたちが助けられ、じつに多くのことを学びました。

ウレシパモシリの皆さん、この一年本当にありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願いします!

農園では、パーマカルチャーを活かした自然栽培米などのお米、無添加みそ、ヘルシー豚肉、無農薬自然栽培雑穀、くろうどん…など、丹精込めて無農薬無化学肥料で育てられた作物や加工品を販売しています。まさに自然の恵みそのものの味をぜひご賞味ください! → 詳細はHPへ

BDA10008.JPGそして今日も支援物資で段ボールひと箱分の「たまご」を頂きました。

国産の植物系のえさを食べて健康に育ったニワトリたちが産んだ、安心安全な体にやさしいたまごです。着色を一切していないので、黄身は驚くほどきれいなレモン色なんです! 必要な方へしっかりとお届けしてきますね、ありがとうございます!

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「鵜(う~の)!はまなす商店街」復幸祭

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3/31に釜石市の仮設商店街「鵜(う~の)!はまなす商店街」で開催された「復幸祭」。 津波の被害をうけた鵜住居地区の人々が心待ちにしていた地元発のお祭りだ。同地区 では商店街41店のうち38店が流され、現在この仮設商店街で9店舗が開業中。しかし厳 しい冬に外出する人も減り、ここも寂しい雰囲気に。車もないお年寄りは仮設住宅に こもることも多く、商店街とみんなの気持ちを盛り上げたいと企画された。当日は周 辺の仮設を結ぶ送迎バスも用意され、小さな子供からお年寄りまで200名以上が集まり 笑顔をみせた。

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ボランティアの人々もお店のお手伝い。何種もの郷土料理などのグルメからバザーま
でアットホームなお楽しみ企画がぎゅっと商店街に集まり賑わった。店主たちは「こ
れを機会に活気づいてほしい」と願っている。地元の太鼓チームや民謡など内容盛りだくさんの舞台に、みんなとても楽しそう。地域もばらばらになってしまった友人と再会し話しこむ人々の姿も見られた。

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「復幸祭」in 鵜(う~の)!はまなす商店街

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3/31に釜石市の仮設商店街「鵜(う?の)!はまなす商店街」で開催された「復幸祭」。
津波の被害をうけた鵜住居地区の人々が心待ちにしていた地元発のお祭りだ。同地区
では商店街41店のうち38店が流され、現在この仮設商店街で9店舗が開業中。しかし厳
しい冬に外出する人も減り、ここも寂しい雰囲気に。車もないお年寄りは仮設住宅に
こもることも多く、商店街とみんなの気持ちを盛り上げたいと企画された。当日は周
辺の仮設を結ぶ送迎バスも用意され、小さな子供からお年寄りまで200名以上が集まり
笑顔をみせた。

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ボランティアの人々もお店のお手伝い。何種もの郷土料理などのグルメからバザーま
でアットホームなお楽しみ企画がぎゅっと商店街に集まり賑わった。店主たちは「こ
れを機会に活気づいてほしい」と願っている。

地元の太鼓チームや民謡など内容盛りだくさんの舞台に、みんなとても楽しそう。地
域もばらばらになってしまった友人と再会し話しこむ人々の姿も見られた。

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おらが大槌 復興食堂

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「おらが大槌 復興食堂」。震災前はそれぞれ異業種だった人々が力 をあわせ手探りで進めてきたこの食堂は、大槌のシンボルといえる鮭にちなんで昨 年11月11日”鮭の日”にオープン。今では美味しいご飯を食べて語らう憩いの場として 知られる。食堂だけでなく今後はツーリズムなども積極的に展開し、多方面から街作 りを支えるプラットホーム的役割が目標。店長の岩間さんは「例えば学生がツアーガ イドを行うことで、子供世代にも街作りの意識を高めてもらいたい。将来は隣接する 宿泊施設も作りたい」と熱く語ってくれた。

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復興食堂へ、新鮮な有機たまごをお届けさせていただきました。海の幸を活かしたオリジナルメニューと、何といってもお母ちゃんの味が魅力。写真は大槌町が誇る鮭を素材にした一日限定30食の”おらが丼”。「イクラの粒が大きくとろける!」と評判の味だ。

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支援活動を支えてくれたしょうちゃんのお米

3.11、 あれから一年。振り返れば……

ひたすら被災地へ通い続けるあの頃は嵐のような日々でした。そんな僕らの毎日を支えてくれた食べ物。それは「しょうちゃんのやえはた自然農園」ファミリーがにぎってくれる “おむすび” でした。

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数ヶ月の間、僕らの宿と食べ物の後方支援をかってでてくれたしょうちゃん。あの頃、沿岸部には飲食店はもちろんコンビニもなく、3月いっぱいはとくに内陸部でお店があいていても棚がすぐ品切れになるような状態。思うように食べ物が手に入らない中、毎日毎朝、せっせと僕たちのおむすびをにぎってもたせてくれたのです。その量が半端じゃありません。時には一度にボランティア10名分を越える人数のおにぎりを用意してくれました。なんと、途中でしょうちゃん家のお米がなくなってしまったほどです…。

今でも忘れません、そのおむすびの美味しかったこと!
しょうちゃん家のお米と野菜は、無添加無農薬。化学肥料は一切使っていません。
さらに玄米にお豆を混ぜて炊いてくれたり、自家製の梅干しを入れてくれたり。

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僕らは睡眠時間もぎりぎりで、頭もフル回転、とにかく走りまくる毎日。それなのに体がダウンすることも風邪ひとつひくこともありませんでした。
食べることはまさに命の源。体を壊さずにいられたのは、このおにぎりパワーと野菜パワーのおかげだったなあとつくづく感じています。

昨年、僕らも支援の傍ら、しょうちゃん家の米作りを少しだけですが体験させてもらいました。通常お米を作る際には、除草剤・殺菌剤・殺虫剤を使いますが、それらは一切使いません。化学肥料も使いません。

収穫後も乾燥機を使わずに、お日様の力で乾かすハセガケ=天日干しをします。こうすることで刈り取ってからも茎に残っていた最後の養分が行き渡り、美味しいお米になるそうです。

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毎年みんなで手植えをする稲の田んぼ。年月をかけて草が折り重なってできたその田んぼに裸足で入ると、瑞々しくてふかふか。自然の香りがします。耳をすませばカエルの鳴き声や虫たちが動き回る音がカサコソ。しょうちゃん家にとっては「虫も草もみーんなお友達」。さすがに虫や草たちの元気がよすぎると「おいおいお前たち、よっく育つな〜(笑)」とポリポリ苦笑い。自然農園は楽しいけど大変でもあります。でも手間がかかっても、収量が多くなくても「自然と共に生きていく農」を選びました。

そうして育てられたお米は、虫や草花にもやさしいから、化学物質過敏症の方でも安心して食べられるそうです。”米アレルギー”をもつ方にも影響が少なくやさしいのだそうです。

「 “最近元気ないから、しょうちゃんとこのお米と野菜がほしい!” ”食べたら元気が出るよ” って電話をくれる。その声を聞くのがいちばんうれしい。 食べた人が元気に幸せになる。喜ぶ人が繋がって、シゴトの形ができたらいいよね」としょうちゃん。

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僕らの支援活動を支えてくれたやえはた自然農園の美味しいお米をぜひご賞味ください!!
昨年収穫できたお米は、まだ在庫がありますので、ご注文はHPからどうぞ → コチラ

無農薬野菜は6〜11月頃までの販売なので、もうすぐ始まりますよ!
6月初旬は田植えの時期。恒例の「田植えパーティー」も行うそうです。楽しみですね。

BDA10056.JPG <<<<しょうちゃんホーム前にて。真ん中がしょうちゃん、左が奥様のかおりさん、右が愛娘ゆうこさん。写真ではちょっと見づらいけど、屋根にソーラーパネル、庭ではミニ風力発電がくるくる回っています。

じつはなんとこのお米の売上げの1%を、僕らの支援活動へご寄付頂けるとのことです。頭が下がります、本当にありがとうございます。
その模様はコチラ

そしてなんと、奥様のかおりさんが作る「自家製酵母パン」の販売も始まりましたよ。こちらもめちゃくちゃ美味しいんです!! ……と、書いているうちにお腹がすいてきてしまったので… この話の続きはまた次回に!

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ワンデーシェフ「復興食堂チキン!」

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すべてウレシパモシリ(農家)で採れた食材で作られた復興食堂「チキン」のランチを食べに来ました!目玉メニュー「究極の親子丼」を食べましたが、今までに食べた事のない食感と味、う〜ん、ここでしか食べられない究極の味でした。

ちなみにこの究極の親子丼のメニュー名の由来は、ここで出された鶏とたまごは本当の親子だから、だそうです。う〜ん、食べた後ちょっとかわいそうにもなったが・・、うまい!(人間って残酷?)

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シェフのコウタ君と麻実さんは、ウレシパモシリの研修生。後数日で卒業します。実は昨年3.11に僕らがいたウレシパモシリさんのところで東日本大震災を体験。ここをベースに支援活動が始まりました。ウレシパモシリさんやえはた自然農園さんの農家さん、そしてワンデーシェフの店があるこの土沢商店街のみなさんの協力体制で支援が続けられたのです。このワンデーシェフの店の斜め向かいの商店の空き店舗が僕らの倉庫としてこの1年使っていたんですよ。

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コウタ君や麻実さんとウレシパモシリさんのご好意で売り上げを僕らの支援活動するグリーンアースキャラバン(バイオディーゼルアドベンチャー)に寄付してくださいました。

大勢の方たちが時間をかけて心をこめて作った料理の売り上げを寄付していただけると聞いて、ビックリすると同時にとても恐縮します。まっすぐまずは神棚におかせて頂きます。みなさん、ありがとうございます!!

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ストロボのお届け 〜自立支援〜

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BDA11828.JPG 山田町の仮設商店街で営業を続ける「写真屋KON」のご主人・昆尚人さんへ、今日はストロボ(SB-900)をお届けさせていただきました。大変お待たせしました!

気になっていた室内の撮影もこれでカバーできるようになり、地元のみなさんの記録をより撮影してもらえるようになります。

現在までボデイ2台、レンズ3本、バッテリーパック、今日のストロボのお渡しを終えて、これで様々な撮影がカバーできるようになります。

昆さんは津波でカメラ一式とお店を流されました。少しでも仕事を再開できるように昨年6月14日に以前使われていたものと同じ機材であるニコンD3をお届けしてから、支援をさせていただいています。
カメラ機材に加えて高価な業務用プリント機器も流されましたが、現在プリントは他店で行う形で、精力的に撮影業務を続けています。

機材等の支援物資のご協力頂いている皆さん、無事お届けすることができました。ありがとうございます。

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菜の花の花壇修復〜全国からボランティアが集まる〜

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今日の作業は、山田町長崎街道の花壇。

昨年、花壇を修復し、10月に地元の方と菜の花を植えたのですが、道路工事のために、育った菜の花の苗がひっくり返ってしまいました。そこでそのレスキュー作業です。

ツイッター等でボランティア募集を呼びかけたところ総勢15人が集まってくれました。遠くは長野、千葉、群馬、そして韓国、東京から夜行バスで駆けつけてくれた方も。千葉から来てくれた方はなんとバイクで2日かけて岩手まで来られたそうです。本人は「この雪、強風にあおられ、ちょっと舐めてました。」と。

昨夜の雪で花壇は雪景色。いいコンディションではありませんが決行です。どこから手をつけていいのか悩むものの、まずは手作業で雪を取り除く作業から始まりました。

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雪を除けた後、表面の土を掘り起こしていくと……埋もれていた菜の花が出てきました!意外とフレッシュで元気な菜の花の葉っぱが現れてきたので感激。根気よく周りの土を指で除けていくと全体の姿が現れてきました。

5人づつ3グループに分かれて、1つの花壇を担当。花壇の中央部は土を掘ればその下に沢山の菜の花がうもれていました。しかし、雪がとけて土が湿っているので土が粘土のようになっていて簡単には菜の花についた土を取り除くことができません。

縁石から15〜20cmくらいの部分は土木工事で掘り返した部分なので菜の花がひっくり返っていたり、ちぎれていたり、小さく分断されている状態で埋まっていました。まだ根や葉もしっかりしているのは植え直すことにしました。この作業、まるで遺跡の発掘作業!

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菜の花が少ないところは、道路を隔てた場所に植えた花壇から丈夫な菜の花を取り出し、移植することにしました。もうだめかと思った花壇たちは、だんだん蘇ってくるはず。

菜の花の大きさや数は以前と同じというところまでいかないけれど、なんとか希望がもてるところまで復活してきました。アドバイスをくれたみなさん応援ありがとうございました!そして集まってくれたボランティアのみなさんありがとうございます。

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何とかレスキューができました。これから観察を続けていきます。

5月には幸せの黄色い花が咲いてくれることでしょう。ここは通学路、出勤路として多くの方々が毎日のように通る街道なのです。黄色い菜の花を見て皆さんが笑顔になってくれたらいいですね!

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