滋賀県からBDF支援 ありがとう!!

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滋賀県のNPO「愛のまちエコ倶楽部」さんから、廃てんぷら油から精製したバイオディーゼル燃料(BDF)が届きました!!

僕たちはBDFを精製しながら支援活動をしていますが、支援活動にかかる1日の移動距離は長く、200〜300km走ることも珍しくありません。精製作業が追いつかないため後方支援をご協力頂きました。

「愛のまちエコ倶楽部」さんからは、震災直後からこうしてBDF燃料の後方支援を頂いています。とてもクオリティの高い燃料で、ここ東北の寒冷地でも凍ることもありません。

支援のための燃料として、大切に、大切に、使わせて頂きます!!
いつも本当にありがとうございます!!

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ドラム缶を運んできた宅急便は2トントラック。雪道、しかも細い道をようやく入ってきてくれたのですが、それもここまで。ここから先、100m先まで人間の手で運びます。

普段は土の上を転がして運ぶのですが……
「うぉぉりゃ〜〜!」… ツルッ…「なぬ〜〜!」…ツルッ…「どぅぉぉ〜!」…

雪で道が凍結しているため、ドラム缶もツルンツルンこれが滑る滑る。まったく進まない!宅配便のお兄さんと一緒に、男二人で必死で格闘しました。

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「そうだ!前をスコップにのせてみよう」とやってみたら、ちょっといい感じ。
こうして続けること1時間。汗だくになりながら、ようやく落ち着く場所にもってこられたのでした。

ホッ。お兄さん、ありがとうございまさす、ご苦労様でした。

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無事に置かれたドラム缶。斜めになった陽の光に浮き上がるように見えるのは「愛のまちエコ倶楽部」の皆さんが描いてくれた手描きのメッセージ。かわいらしい菜の花の絵も描かれていました。ひとつひとつの言葉に、繋がりを感じ、元気と勇気をもらえるとは、まさにこのことなのだなあと想い、感激でいっぱいでした。

こうして環境にやさしいエネルギーBDFを通じて、手と手をとりあう支援の輪が広がっています。

NPO「愛のまちエコ倶楽部」さんは、”エネルギーと食の自給” に通じる地域づくりのプロジェクトを行っています。例えば”里守隊”として「自分達が住むまちの里山を守りたい!」「子供たちが遊べる明るい森を取り戻したい!」そんな思いの人たちが集まり、月に1度、山や森の整備作業をしています。自分たちの手で地域を楽しく元気にしていくこのような地道な活動は、今まさに必要とされていることにちがいありませんね。

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