11/17 菜の花大地復興プロジェクト 陸前高田の竹駒MAYIA〜矢作

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今日は陸前高田での作業。育ちの悪いエリアが一部あるので、植え替えを行いました。

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植え替えが必要なのは、乗り合いバスの停留所の前のあたり小さなエリア(左)と、そのすぐ近くの塊状の土質のエリア。ここはナタネを蒔く為に耕耘機をかけようとするとぬかるむ感じで、耕した土がみな固まりになってしまっていたところ。

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その後種を蒔いたけれど、やはりごろごろの土の塊の所ではあまり発芽しにくかったようです。芽が小さいエリアもありますが(上右)、うまく発芽したナタネはすくすく育ってくれています(上左)。

手近な所から土ごともってきた株を土が広く見えてしまっている所にせっせと植え替えていると、40代くらいの女性に声をかけられました。聞けばすぐ近くの仮設住宅に住んでいらっしゃるそうで、ナタネの株を分けてほしいとの事でした。仮設にも菜の花が咲いて皆が見てくれることを想像するとちょっと嬉しかったな。

↓ 次はもっと内陸へ向かって、陸前高田の矢作町

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ここは休耕田にナタネを植えた場所。こちらの植え替えはかなりてこずりそう。畑の半分はすごい密度で芽が生えてきているので問題ないけれど、残りの半分はトラクターで作った道の近くにはほとんど芽を出していない所が沢山あった。道の数は20本くらいあるので、全て植え替えるのにどのくらいかかるかな……。

はじめは道以外の手近な密集した所から植え替えを行うことに。ずっと同じ姿勢で同じことをやっているとさすがに腰が痛くなってくる、それにしてもまばらな所の多いこと。おまけに土もいいので雑草の芽の多いこと。これだけの広さではとても草取りをやっている時間はない。無事に菜の花が競争に勝ってくれる事を願うけれど、逆に言えば生態系が豊かなのかもしれない。土はすごくフカフカだし、植え替える為に土を掘るとミミズが出てくることもたびたび。色々な植物や小さな動物や菌が循環を作りだしているに違いない。今日のところは、トラクターの道4本分までで植え替えの作業を終わりに。

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